2020/03/13

【読了】劉備徳子は静かに暮らしたい 5 (花とゆめCOMICS)

書籍紹介 内容紹介 平和な三国高校に、不穏な影!? 階段から落ちた操が記憶喪失に! 夏侯を筆頭に、あの手この手で記憶を取り戻そうとするけど!? そして、ようやく恋心を自覚した関は徳子に告白を…? 学園転生☆三国志ラブコメ、感動の完結巻! 2020年3月刊 関連作品 著者関連作品

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2020/03/13

【読了】君は春に目を醒ます 5 (花とゆめCOMICS)

書籍紹介 内容紹介 絃の“憧れのお兄ちゃん”・千遥が同級生になってから、絃の想いは加速するばかり。 クリスマスに2人きりで出かけることを千遥と約束した絃。 千遥から“妹”ではなく、“女の子”として意識してもらうため、絃はクリスマスに向けて準備を始めるが……? 一方の千遥も、絃のことをどう思っているのか考え始めていて……? 2020年3月刊 関連作品 著者関連作品

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2020/03/13

【読了】赤髪の白雪姫 22 (花とゆめCOMICS)

書籍紹介 内容紹介 光る植物・フォスティリアス植栽の許可を得るために、オリオルド関を訪れた白雪・オビ・リュウの3人。 しかし、北の地の情勢を鑑みた騎士団長からの返答は、有力諸侯・ルギリアの判断を仰ぐというものだった。 白雪は、そのエイセツ・ルギリアという人物に直接会いに行こうと提案するが…!? 新たな地で未来に光を灯す第22巻! 2020年3月刊 関連作品 著者関連作品

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2020/03/13

【積読】オーバーロード14 滅国の魔女

雑感 読書中。あとがきから読まないことを推奨 書籍紹介 内容紹介 シリーズ累計800万部! 魔導国の馬車が王国の貴族に襲われた。 偶然か?謀略か? いかなる理由であれ、王国が魔導国と正面を切って戦うことを選んだと 判断したナザリックは王国に宣戦布告。 カッツェ平野での大虐殺で未だ混迷を極める王国のさらなる窮地に 王子ザナックが、蒼の薔薇が、ブレインが、 背水の陣を承知で立ち上がる。 容赦なく遂行される殲滅作戦。 勝ち目のない戦いを強いられた王国に崩壊の足音が迫る。 内容(「BOOK」データベースより) 魔導…

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2020/03/13

【読了】魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 4 (HJコミックス)

雑感 コミカライズだけを読んでいます。HJコミックスだったのですね。原作が10巻じゃなければ買ってもいいなぁと思った作品です。キャラクターたちのポンコツ具合が好ましいです。 書籍紹介 内容紹介 魔王ザガン 幼女を養女にする!? 事件の裏で糸を引いていたバルバロスを倒し、囚われていた奴隷エルフの少女・ネフィを奪還した魔術師ザガン。 二人の心の距離がさらに縮まる中、城を突如襲撃に来た魔術師ウォルフォレ。 見た目は全身甲冑に身を包んでいるが、中には衝撃の人物が――!? 関連作品 原作者関連作品 著者関連作品

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2020/03/13

【読了】自称!平凡魔族の英雄ライフ(4) ~B級魔族なのにチートダンジョンを作ってしまった結果~ (シリウスKC)

雑感 コミカライズだけを読んでいます。平凡の定義を考える必要がありそうですが、このくらいの方が面白く読めます。 書籍紹介 内容紹介 田舎から出てきた魔族の青年クロノは魔王城での学園生活の傍ら「歴代魔王のダンジョン」を探索する日々を続ける。「鬼神」の事件の後、クラスメートのリリィに異変が起きて――!? 「小説家になろう」発人気小説をコミカライズしたファンタジー学園ライフ、第4巻! 関連作品 原作者関連作品 著者関連作品

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2020/03/13

【読了】漆黒使いの最強勇者 仲間全員に裏切られたので最強の魔物と組みます (3) (ガンガンコミックスUP!)

雑感 コミカライズだけを読んでいます。水の勇者と武器の勇者が登場してきています。最初の悲壮感がなくなっていますが良いのでしょうか?問題ないのでしょうね。 書籍紹介 内容紹介 水の勇者アリアと闇の勇者シオン、運命の再会!武器の勇者と共に飛翔魔族との激戦に挑む!! 旧知の少女である【水の勇者】アリアと運命の再会を果たした元【闇の勇者】シオンは 、白狐のハクと共にロトラの街で起きている獣人のオーガ化事件解決に乗り出す。 王の命により【武器の勇者】クレイルとその従者達と作戦を共にすることになったシオン一行は、 瘴気…

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2020/03/12

【読了】アラフォー賢者の異世界生活日記~気ままな異世界教師ライフ~ 3 (ガンガンコミックス UP!)

雑感 話が飛びすぎですね。しょうがないのかも知れませんがもう少しストリーを追って欲しいです。 書籍紹介 内容紹介 おっさん、作る武器も育てる生徒も規格外!! とあるゲームのトッププレイヤーだった大迫聡は、 ゲームのステータスを全て引き継いだ状態の大賢者ゼロスとして、剣と魔法の異世界に転生! そこでなぜか魔法の家庭教師をすることに!! 鉱石を採りに鉱山へやってきたゼロス。 偶然出会った女の子クリスティンのピンチを救うと同時に、 そこにいた魔物を本来この世界にはないはずの魔法で殲滅してしまう! 一方その頃学院に…

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2020/03/12

【読了】アラフォー賢者の異世界生活日記~気ままな異世界教師ライフ~(2) (ガンガンコミックスUP!)

雑感 メディアファクトリからも発売されていますが、絵柄がこちらの方が好みだったので、こちらを購入することにしました。 書籍紹介 内容紹介 最強のおっさん大賢者、転生者と初遭遇する! とあるゲームのトッププレイヤーだった大迫聡は、ゲームのステータスを全て引き継いだ状態の大賢者ゼロスとして、剣と魔法の異世界に転生! そこでなぜか魔法の家庭教師をすることに!! 生徒達に力を付けさせるべく、魔の森ファーフラン大深緑地帯に挑ませたゼロス。 壮絶なサバイバルの末、彼らは大きくレベルを上げることに成功する! そしてその帰…

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2020/03/12

【読了】アラフォー賢者の異世界生活日記 ~気ままな異世界教師ライフ~(1) (ガンガンコミックスUP!)

雑感 メディアファクトリからも同名のコミカライズが発売されています。そういうのは止めて欲しいと思えてしまうがしょうがないのでしょうね。大人の事情でしょう。 書籍紹介 内容紹介 おっさんが美少女のカテキョに! ゲームにのめりこみ、トッププレイヤーに上り詰めた大迫聡(40)は、ログイン中に発生した事故によりその生涯に幕を下ろした。 しかしゲームのステータスをすべて引き継いで異世界に転生! そして、なぜか少女の家庭教師をすることに…! ! 「小説家になろう」発! 人気異世界アラフォーファンタジー! ! ※「小説家…

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2020/03/12

読了/積読 データ

現在の登録数は、全体の5%程度だと思われる。 ここ2年で購入した物がほとんどを占めている。また、購入書籍の7割を占める白泉社系列の本はまだほとんど手つかずになっている。 現時点の登録 1,789冊 購入金額(概算) 1,245,202円 https://nfox.biz/book/

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2020/03/08

【第七章 王都ヴァイゼ】閑話 クラウス・フォン・デリウス=レッチュ辺境伯

 フォルツから報告を聞いた。  神殿の主は、強者の雰囲気は一切纏っていないと説明された。フォルツが腰の剣を振り下ろせば殺せると思えてしまったようだ。  しかし、フォルツが試しに殺気を神殿の主に向けて踏み込もうとした瞬間に自分が殺されているビジョンしか見えてこなかったと言っている。強者ではないが、逆らってはダメな人間だ。フォルツは、儂に進言してくる。 「クラウス様。神殿の主。ヤス様と敵対しないでください。敵対したときには、全力で逃げてください。何分間の時間を稼げるかわかりませんが全力で間に入ります。もしかした…

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2020/03/07

【第七章 王都ヴァイゼ】第七話 領主からの依頼

 ヤスはエミリアに命じて結界を解除した。 「ヤス殿。感謝します」  コンラートが近づいてきて、まずヤスに感謝の言葉を口にした。  ヤスはコンラートの言葉を流しながらドーリスに話しかける。 「いや、それは良いけど・・・。ドーリス。もう出られるのか?次の街に行こう」 「いえ、領主から依頼がありまして、その関係で彼らに来てもらいました」  襲撃犯を完全に無視してヤスとドーリスは話をしているのだが、目の前で拘束された連中がなにか文句を言っている。 「・・・。はぁ・・・。ドーリス。そこで転がっている芋虫以下の奴らは潰…

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2020/03/06

【第七章 王都ヴァイゼ】第六話 アーティファクトは偉大です?

 ドーリスが各ギルドを回って神殿への不干渉を取り付けて冒険者ギルドに戻ってきた。 「ちょうど良かった。ドーリス。塩を積んだ馬車と護衛が到着した」 「よかった。それでは行きましょう。ヤス殿が待っている・・・。と、思います」 「なぜ言い切らない」 「アーティファクトの中で寝ている姿が想像出来たので・・・」 「寝られるのか?」 「寝られます。私は入っていませんが、リーゼとアフネス様とダーホスとイザークは乗ったと言っていました」 「そ、そうか?でも、アーティファクトと言っても安全では無いのだろう?寝るとは・・・」 …

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2020/03/06

【第七章 王都ヴァイゼ】第五話 攻撃?0%なら怖くない

 ドーリスが、領主とコンラートに神殿の主であるヤスについての話をしている頃・・・。  当のヤスはエミリアでダウンロードしてあった小説(ラノベ)を読みふけっていた。普段は、書籍を購入していたがネット小説はオフラインでも読めるようにダウンロードしてあったのだ。続きが読みたいと思うのだが、続きはまだ表示されていない。アクセスをしているようにも思えるので新作が出てくるのを少し期待しているのだ。 (まだ掛かりそうだな。一眠りしておくか?)  エミリアに表示されている結界の様子を見ながらヤスは身体を横にした。 『マスタ…

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2020/03/06

【第七章 王都ヴァイゼ】第四話 ヤスは?不在でも話は進む

 ドーリスは神殿の状況とヤスに関して感じたことを率直に語った。  あたたかいお茶を口に含んだ。神殿で出されたお茶よりも美味しく感じない。領主が一緒なので、お茶にも気を使っているのだろうが神殿で出されたお茶の方が美味しく感じてしまっている。 「ドーリス殿。今の話はどこまで真実なのですか?」  話を聞き終えた領主が最初に言い出した。 「全部です。信じてもらえるとは思っていませんが、事実だけを語っています。感じたことやサンドラさんと考察したことを含めたらもっと荒唐無稽な話になってしまいます」  ギルドマスターであ…

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2020/03/06

【第七章 王都ヴァイゼ】第三話 領都にはすぐに着きます

 ヤスは、正門には向かわずに西門にハンドルを切った。 「ヤス殿?どちらへ?」 「西門から一気に降りて関所を越えようと思っている」 「西門?」 「目の前に有るだろう」 「門?ユーラットじゃなくて?」 「そうだな。領都に行くのなら近い方が良いだろう」  セミトレーラが近づくと門が開いた。ドーリスには門の先がどうなっているのかわからない。見えないのだ。  近づくと崖になっているように見えるはずだ。 「え?うそ?ですよね?」 「行くぞ!ドーリス。しっかりと掴まっていろよ!舌を噛むなよ!」 「うぅぅぅぅそぉぉぉぉぉぉ…

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2020/03/06

【第七章 王都ヴァイゼ】第二話 出発・・・最初の目的地!

 寝室でヤスが寝ているとセバスが入ってきた。 「旦那様」  セバスが起こしに来る少し前にヤスは目覚めていた。 「ん?あぁセバスか?」 「お水です。冷たい物と常温の物がありますが?」 「冷たい物をもらおう」 「かしこまりました」  ヤスはセバスから適度に冷やされたコップを受け取り、中に入っている水で喉を潤す。 「ん?セバス。このコップは?」 「はい。工房で作成された物です。旦那様に使って欲しいと持ってこられました」 「そうか・・・。早いな」  ヤスは出されたコップを眺める。  ガラスではないのは持った手触りで…

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2020/03/06

【第七章 王都ヴァイゼ】第一話 出発・・・出来ない

 ヤスは出発を遅らせた。  ユーラット-神殿の定期運行が開始されて、ユーラットから”朝の漁で捕れた魚”が届けられたのだ。同時に、何人かの商人がアフネスに連れられてやってきた。ヤスは、商人から挨拶を受けるという仕事をこなしたのだ。商人には、セバスを紹介して今後の窓口はセバスが担当すると説明した。 「旦那様。アフネス様が面会を求めております」 「アフネスが?」  ヤスは、考えたが理由が見つからない。 「はい」 「わかった。ギルドの部屋って使える?」 「大丈夫だと思いますが、すでに運営を開始しております」 「そう…

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2020/03/06

【第六章 神殿と辺境伯】幕間 ディアス(2)

 ファイブについていくと一つの扉の前で止まった。 「ここは?」 「神殿の迷宮区に降りる場所です」 「え?それはギルドから行くのではないのですか?」 「はい。ギルドからももちろん行けますが、あちらは”ギルドの許可”が必要です。こちらは眷属とマスターに従属したものが使える場所です」 「え?私は?」 「はい。資格を有しております」 「・・・。そうなのですか?」 「はい」  資格と言われても従属?眷属にはなっていない。 「それで、従属とは?」 「はい。簡単に説明しますと、マスターが作られた場所に住まわれて、この場所…

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2020/03/06

【第六章 神殿と辺境伯】幕間 ディアス(1)

 私は、ディアス。アラニスの姓は捨てた。  今は、ただの”ディアス”です。王国にあった神殿に保護された・・・。一人の女です。  ”大木の都(ヒュージツリーラント)”に住み始めてから数日が経った。  神殿の主は、広場と呼んでいたが、私とカスパルとリーゼとサンドラで決めた呼称が”大木の都(ヒュージツリーラント)”だ。住んでいる場所を、神殿の都(テンプルシュテット)。門を神殿の守り(テンプルフート)と呼んでいる。  最初は、私達だけでわかる呼称がほしかったのだが、ギルドにサンドラ様が来られて”仮称”で名前を決めよ…

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2020/03/06

【第六章 神殿と辺境伯】幕間 父と娘

 サンドラの心は荒れていた。  自分の考えがアフネスに見透かされていた。それだけではなく、悪手だと指摘されたのだ。  魔通信機から聞こえてくる–ノーテンキにも聞こえる–父親の声に嫌味の一つも言いたくなってしまったのはしょうがないことだろう。 「お父様!」 「それで、サンドラ。神殿の主は依頼を受けてくれるのか?」 「お父様。まずは、お父様のスタンスをお決めください」 「スタンスと聞かれても、領民が苦しまなければ”よい”と思っている」  サンドラは現状を把握しきれていた父親の言葉に軽いめ…

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2020/03/06

【第六章 神殿と辺境伯】第二十二話 条件

「ヤス様!」 「サンドラか?ドーリスとダーホスも来たということは辺境伯を説得できたのだな?」 「はい!」 「ドーリス。ダーホス。よく来てくれた。ギルド用に確保した建物に案内する。ドーリスの家も用意している」 「ありがとうございます。ヤス様」  まだ乗り合いバスは動かしていないのだが、住民も増えてきたことだし眷属に経験を積ませるためにも乗り合いバスを動かそうと考えていた。  幸いなことに討伐ポイントの収支はかなり上向いている。ワンボックスを数台用意するのに必要な討伐ポイントは確保している。すぐに運用を始めない…

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2020/03/06

【第六章 神殿と辺境伯】第二十一話 訓練・・・?

『マスター。ご報告があります』  ヤスは寝室で目を覚ました。 「マルス。セバスとツバキは?」 『個体名セバス・セバスチャンと個体名ツバキはリビングで朝食の用意をしています』 「わかった。報告はリビングで聞く、モニタに出せるだろう?」 『了』  セバスは、移住者に行う移設の説明を眷属のメイドに任せて、ツバキと揃ってリビングで朝食の準備をして待っていた。 「旦那様。おはようございます」 「マスター。おはようございます」  セバスとツバキが揃って頭を下げる。 「おはよう。セバス。ツバキ。問題はないか?」 「ござい…

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2020/03/06

【第六章 神殿と辺境伯】第二十話 移住

「ヤス殿!」「ヤス」「これは・・・」  内門を通過した3人の目の前には、神殿まで伸びる道があり右側には広場が存在している。  左右には綺麗に植えられた木々があり、広場の先には建物が立ち並んでいる。 「内門の結界に偽装を施していて、建物や街並みを見えないようにしている」 「なぜ・・・。聞くまでもないか・・・。外部から来た者への牽制なのだろう?」  アフネスが言ったことは間違いではないが、正解でもない。ヤスは、何も考えていない。ただ”見えないほうが”面白そうだという理由で設定をマルスに頼んでいる。 「まぁな。ミ…

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2020/03/06

【第六章 神殿と辺境伯】第十九話 外門と内門

「セバス。門の変更と確認は任せていいか?」 「お任せください」  セバスがヤスの言葉を聞いて嬉しそうにうなずいた。  ヤスがマルスに伝えたのは、アフネスからの提案だったのだが、ヤスとしても納得できる話だ。  神殿とユーラットの間は、アーティファクトだけが行き来して人や馬車は通らない。交通事故が減らせるとヤスは考えた。  提案の骨子は、上りと下りの時間を分けたいということだ。ヤスはもう二本の道を作るつもりでいるので問題にはならない。  バスを使った運搬も今後神殿に帰属した者が運転を覚えれば仕事として成り立つ。…

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2020/03/06

【第六章 神殿と辺境伯】第十八話 門

「旦那様」  ヤスがFITに乗り込もうとしていると、後ろからセバスが声をかけてきた。 「どうした?」  FITのキーを操作しながら振り返ってヤスは近づいてきたはずのセバスを見る。 「え?」  セバスは抱える程度の大きさの箱を持ってきていた。 「セバス。その箱は?」  セバスの後ろから遅れるようにアフネスが来ている。 「ヤス」  近づいてきたアフネスが少しだけ上がった息を整えてから説明を始める。 「ヤス。荷物の運搬を頼みたい」 「セバスが持っている箱か?」 「そうだ。もう二箱あるが問題ないよな?」 「問題ない…

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2020/03/06

【第六章 神殿と辺境伯】第十七話 移住開始?

 今まで話しの成り行きをみていたドーリスだったのだが、王都までの案内なら自分ができると発言をする。 「サンドラ様。アフネス様。私がヤス殿を王都に案内します」  ドーリスなら問題なく案内ができる。 「ドーリスか・・・。確かに王都ならドーリスがいいだろうな」 「ヤス殿!」「ダーホス。俺の仕事は荷物を運ぶことだ。人を運ぶのは仕事ではない。これは前にも言ったよな?だから、ドーリスに案内をお願いする。依頼としてドーリスを連れて行くことはしない」 「・・・」 「ダーホス。お前が何をしたいのかはわかる。ヤスの考えを尊重し…

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2020/03/06

【第六章 神殿と辺境伯】第十六話 サンドラの依頼

「はじめまして、私(ワタクシ)はクラウスの娘。サンドラといいます」  サンドラはヤスが反応しない状況を見て言葉を繋げる。 「神殿の主様。どうか私(ワタクシ)の依頼をお受けください」 「ん?アフネス?」  ヤスは依頼内容を聞いていたが、サンドラの出現は予想外だった。しかし”領都での食料調達が無(・)理(・)”だと言われたて領都や王都の状況がどうなっているのか知りたいと思った。アフネスはヤスが何を言いたいのかわかったようで口を挟むのを止めた。 「サンドラ様?私は、ヤスといいます。それで、どうして”領都での食料調…

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2020/03/06

【第六章 神殿と辺境伯】第十五話 移住の問題点?

 ヤスは一人でリビングに戻ってきた。  今からアフネスと話をするためにユーラットに戻る必要があるのはわかっている。 「ふぅ・・・」 『マスター』 「マルスか?どうした?」 『個体名セバス・セバスチャンから連絡がありました』 「何か問題でもあったのか?」 『マスターに仕事の依頼をしたいという女が現れたそうです』 「仕事?」 『はい。個体名セバス・セバスチャンは、マスターへの依頼の前に、移住を行うほうが先だと宣言しました』 「わかった。セバスには、移住の話をメインにするように伝えてくれ」 『了』 (リーゼに聞け…

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