2020/06/26
【積読】神祇の守り人 2 (花とゆめコミックス)
書籍紹介 花ゆめが贈る幻想×和風×伝奇譚、最終巻! 狐に変えられた婚約者の呪いを解くため、青年・千里は穢れたカミを斬る旅を続けている。 ある時、千里たちは花街である花魁に出会う。 しかし彼女は花病にかかっていて…? これは切ない愛の物語。 2020年6月刊 関連作品 さくまれん関連作品
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【読了】ラブ・ミー・ぽんぽこ! 3 (花とゆめコミックス)
書籍紹介 イケメン双子を欺きながら、人間の雄との婚活に励む化けだぬき・ぽんこ(♀)。 兄・一に首輪をつけられたことが嫌で、家出したぽんこ。 お腹が減ったので帰ろうと即座に心変わりするが、色々あって帰れなくなってしまう。 見知らぬ土地で出会ったのは、イケメンの化け狸…!? 文字通り、笑って泣ける 化けだぬきの四角関係(?)婚活ラブコメ、第3巻!! 2020年6月刊 関連作品 赤瓦もどむ関連作品
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【読了】魔王様の街づくり! ~最強のダンジョンは近代都市~ 4 (ガルドコミックス)
雑感 ダンジョン? 深く考えては駄目だし、抜け道も多そうだけど、楽しく読んでいます。 書籍紹介 【創造】VS三魔王開戦!! 三人の【魔王】 とプロケルとの【戦争】の火蓋が切られた。 プロケルは、数的不利のなか主力を二つに分けて攻勢に出るもクイナたちが侵攻する【粘】のダンジョンでは、想像を超えた魔物の出現により苦境に立たされてしまう! しかし、ロロノが得た新たな力が戦局を一変させる!? 一方、プロケルたちが攻める【邪】のダンジョンには秘めていた本能を剥き出しにする、ある魔物の姿があった――。 「――私は【街】…
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【読了】ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 2 (ガルドコミックス)
雑感 戦争前夜。狂気に包まれる時間。 いろいろあるけど、自分の正義を疑わない連中は怖いですね。 書籍紹介 さらなる力が――「禁呪」が要る。 奴の喉元に牙を突き立てるために! 生還率ゼロの廃棄遺跡を脱した三森灯河は、大賢者アングリンが残した禁術大全を頼りに動き始める。 常時発動の絶対防御『女神の解呪』を持つヴィシスを倒すための力を求めて。 そして、森で偶然出会った女騎士からミルズの街の場所を教えてもらい、さらに女神にも通用するかもしれない『禁呪』の存在と≪禁忌の魔女≫の情報も入手。 「俺のスキルと埒外の禁呪……
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【読了】獣医さんのお仕事in異世界 (5) (アルファポリスCOMICS)
雑感 獣医の仕事は皆を幸せにすること? 書籍紹介 伝説の「マレビト」として召喚された異世界で、多くの命を救うべく奮闘する獣医師・風見心悟。奴隷のリズをドニ伯爵から買い取り、お次はコツコツと製作していた医療器具&薬を売ってさらなる資金調達を目指すことに。しかし、交渉相手の商業ギルドの長たちは一癖も二癖もある古狸。商売は門外漢の風見。果たして上手く交渉を成立させられるのか――!? 関連作品 蒼空チョコ関連作品 hu-ko関連作品
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【読了】ポーション頼みで生き延びます!(6) (シリウスKC)
雑感 水虫の治療薬・・・。必要ないけど、あれば売れるだろうな。 暗号解読のごまかし方が・・・。 関係ないけど、シリウスKCはバーコードが付いていないから入力が面倒でヤダ。どこかにバーコードだけは残して欲しい。 書籍紹介 異世界転生女子・カオル15歳★知恵とチートで…生き延びます! ある日突然、異世界に転生してしまった22歳のOL・長瀬香(カオル)。転生先の世界で起こる、あらゆるピンチを凌ぐため、香がゲットしたチート能力とは……? 小説投稿サイト「小説家になろう」にて発表され、大人気となった『私、能力は平均値…
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【読了】魔石グルメ 2 魔物の力を食べたオレは最強! (ドラゴンコミックスエイジ)
雑感 こんなに進みが早かった? 何か、イベントが飛んでいるように思えますが、コミカライズだからなのでしょうか? それとも、順番がWeb版とは違う? 書籍紹介 王太子としての新生活が幕を開ける!重版続々!大人気転生ファンタジー! 伝説の魔物・デュラハンの魔石を吸いその力を手にしたアイン。自分の出自に衝撃を受けつつも、初代国王のような立派な王となるべく修行に明け暮れていた。そんなとき、エウロから一通の手紙が届き――? 関連作品 結城涼関連作品 菅原健二関連作品 成瀬ちさと関連作品
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【読了】商人勇者は異世界を牛耳る!~栽培スキルでなんでも増やしちゃいます~ 2 (マッグガーデンコミック Beat’sシリーズ)
雑感 やっと本格的な承認としての動きが始まるのか? 武器を壊してしまうのなら、武器を大量に用意するという発想は嫌いではないが、壊れた武器の再利用は? 書籍紹介 悪徳奴隷商人を大量生産×大量攻撃で大量成敗しちゃいます!! “なんでも”栽培できるチートスキルを駆使して、異世界で長年の夢であった独立開業を行商人からスタートさせたショウジは、力が強すぎて“あらゆる”武器を壊してしまうポンコツスキル持ちのメーネの才能を見抜き、専属護衛として雇う。だが、彼女には高額な借金が…。 借金返済の為、二…
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【読了】老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます(6) (シリウスKC)
雑感 コレットが子爵領に来た所まで 書籍紹介 「老後の安泰のため、目指せ20億円!」 両親と頼れる兄が突然事故で亡くなり、いきなり世間の荒波にひとり放り出された18歳の少女ミツハ。途方に暮れていたところにたまたま謎の存在から世界間転移能力をゲットした彼女は‥‥? タフな精神を持ちながら、ちょっと残念な思考の美少女が現代の知識とアイテムで我が道を行く、異世界マネー・メイキングストーリー!! 「小説家になろう」5500万PV突破の大人気ノベル、コミカライズでシリーズ累計45万部突破の大ブレイク中! いきなり子爵…
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【読了】冒険者をクビになったので、錬金術師として出直します! ~辺境開拓? よし、俺に任せとけ! (2) (ガンガン コミックス UP!)
雑感 うーん。 辺境開発になっているの? 書籍紹介 転職して最強になったので辺境開拓に全力注ぎます! 自分の適性が伝説の『黄昏の錬金術師』だと判明した、元お荷物冒険者のクラフト。 ついに適職を見つけたクラフトは、次々と常人超えのスキルを発揮! そして、騒がしくも愉快な仲間達とともに村を発展させていくのだった。 そんな中、開拓地の責任者で大事な弟分・カイルの持病を治すための第一歩として、鉱石採取へ向かうことになり――! ? 【小説家になろう】発! 伝説級の錬金術師の自重知らずなスローライフファンタジー! 関連…
続きを読む2020/06/26
【第八章 セキュリティ・キャンプ】第十話 引率の必要なかったな
俺がロビーで待機している最中には、誰も部屋から出てこなかった。 北山が出てきて、津川先生に何か怒鳴り散らしていたが、無視して差し上げた。ユウキを呼び出そうかと思ったが、悪趣味なので辞めておいた。 津川先生が、俺に何か言ってくるかと思ったが、何もなかった。 夕方まで俺が待機して、戸松先生と交代した。 「篠崎くん。何かありましたか?」 「何もありません。どのチームも問題はなかったようです」 学校で待機している後輩チームが管理している掲示板には、何やら質問が投稿されていたが、他のチームの人間が解決策を提案していた…
続きを読む2020/06/26
【第九章 神殿の価値】第十二話 視察?終了
ストレスが発散出来た、サンドラはニコニコ顔だ。ジークに対しては、丁寧に接しているが、兄であるハインツには、父親以上の衝撃を与えるように、説明を行った。 アデーは、ジークやハインツと違う疲労感で満たされていた。 イワンと会話して、エルフの責任者からも、付与や魔道具の作成に関しての話を聞いた。 秘術に関わる部分では無いのかと質問したが、二人は笑って、ここでは標準的な内容で秘匿する価値もないと教えられて、自分の常識が崩れ去った。 奥には、案内されなかったが、それでも十分な魅力を感じてしまった。リゾート区ではなく、…
続きを読む2020/06/25
【第八章 セキュリティ・キャンプ】第九話 大会
大会が始まった。 俺とユウキはバイクで移動しようと思ったが、戸松先生から辞めて欲しいと言われた。俺たちの学校では、バイク通学は認められているが、他の学校では禁止されている。そこに、バイクで乗り付けるのは、ダメだと言われたのだ。一緒に移動しても良かったのだが、学校が用意したバスでの移動となるとパソコン倶楽部の面々と同じ空間で過ごす必要がある。持っていく荷物を見られたくなかったという理由もある。 そこで、俺とユウキは、頼りになる前会長と前副会長に連絡をして、”貸し”の一つを返してもらうことにした。 先輩たちは、…
続きを読む2020/06/24
【第九章 神殿の価値】第十一話 許可
「ジーク様。アデー様。ハインツ様。見学の許可が降りました。どの順番で回りますか?」 3人は、起きてから食事を済ませていた。案内である、サンドラが来るのを待っていたのだ。 そこに、ツバキが別荘にやってきて、3人に予定を聞いたのだ。 「お兄様!工房に行きましょう!工房!」 「アデー。落ち着け。ツバキ殿。案内は、ツバキ殿がしてくれるのか?」 「はい。私が、ご案内いたします」 「ハインツはどうする?」 「ツバキ殿。サンドラがどこに居るのかご存知ですか?」 「サンドラ様は、本日はお休みの予定ですが、ギルドに顔を出すと…
続きを読む2020/06/24
【第八章 セキュリティ・キャンプ】第八話 北山からの要望
後輩たちがツールの作成を始めた。 津川先生は、パソコン倶楽部を中心に見ることにして、パソコン実習室には顔を出さなくなった。 連絡事項は、俺にメールで知らせてくるようにしてもらった。 参加の応募が締め切られた。 4チームとパソコン倶楽部の、参加は承認された。 問題なのは、元パソコン倶楽部の面々を引率としていたが、許可がおりなかった。 各4チームの引率になるように振り分けたのだが、却下されてしまった。 俺とユウキの引率は許可された。部屋もそれぞれで用意されるようだ。戸松先生も許可された。 連絡を受けて、戸松先生…
続きを読む2020/06/23
【第八章 セキュリティ・キャンプ】第七話 ツールとスクリプト
質問が途切れたので、レギュレーションで抜けている部分を質問する。 「そうだ。津川先生」 「はい?」 「時間制限とかはありますか?レギュレーションには書かれていませんでした」 「時間制限とは?」 「徹夜してもいいとか?休憩時間があるとか?です」 「去年の話ですが、いいですか?」 「はい」 津川先生からの説明では、徹夜は駄目。 夜は、21時までに作業を終了する。会場に施錠されるので、21時以降に、会場に入ることは出来ない。 朝は、7時に会場が開かれる。各チーム別に部屋が決められていて、鍵を渡される。7時以降なら…
続きを読む2020/06/22
【第八章 セキュリティ・キャンプ】第六話 防御と攻撃
学校からの依頼を受けてから1週間が経過した。 結局、毎日パソコン実習室でいろいろ教えている。 やっと、俺が目標としていた、2時間でのサービス起動が出来るようになってきた。 変則的な設定の場合には、考えて手が止まってしまったり、手間取ったり、躊躇したりしてしまう。しかし、CentOSを試しにDVDから標準的な構成を、手順に従って設定とセットアップをしてもらった時間と、同程度の時間でサービスが起動できる。 時間短縮の方法は至って簡単だ。 最小構成でOSをセットアップする。そのときに、SSHのポート番号を変えて起…
続きを読む2020/06/22
【第九章 神殿の価値】第十話 アーデルベルトの思惑
風呂を堪能してから、タブレットを兄のジークムントとハインツから奪い取った。タブレットをニコニコ顔で抱えながら、与えられた部屋に入ったアーデベルトは、早速カタログを見始めた。 「(ふふふ。やはりありました!さすがは、神殿ということでしょう!!!)」 バッケスホーフ王国の第二王女アーデベルト・フォン・バルチュ=バッケスホーフ。近親者や上級貴族の間では、”錬金姫”と呼ばれている。 アデーはカタログから素材がないか探していた。 アデーが、今回、兄であるジークムントの視察に着いてきたのは、神殿の工房に興味が有ったから…
続きを読む2020/06/21
【第八章 セキュリティ・キャンプ】第五話 面談
パソコンの実習室に入ると、チームでまとまっている。 俺が、戸松先生に送った資料を読んでいる。 「皆さん・・・」 戸松先生の口上が始まった。 基本は、戸松先生がリーダーとなって皆を指導していく、俺はサポートを行う。 30人を見回すと、1年生が多いように思える。 「津川先生。パソコン倶楽部の子ですか?違う科の子ですよね?」 女子の4人は、違う科のバッチを付けている。 それに、パソコン倶楽部の子が2名居るから、女子の半分以上はパソコン倶楽部から来ている。 「篠崎君。それに関しては、謝罪しますが、駄目でしょうか?」…
続きを読む2020/06/20
【第八章 セキュリティ・キャンプ】第四話 作戦と提案
さて、有志のレベルがわからないけど、パソコンが触れる素人と仮定しよう。 1年も混じっているだろうし、プログラムはほぼ無理だろう。ネットワークの授業もまだ始まっていないだろう。しまったな。津川先生に聞いておけばよかった。 多分、OSは、Linux系統を入れさせるつもりなのだろう。 いくつかのディストリビューションを持っていこう。RedHat系とDebian系とSlackware系だな。CUIで困らないようにしておこう。 さて、学校でのセキュリティの勉強会をかんがえないとならない。時間も無いし、本番を想定した感…
続きを読む2020/06/19
【第九章 神殿の価値】第九話 ハインツの驚愕
サンプル別荘に入った3人は、驚愕で身体が固まってしまった。 メイドからフロアの説明を聞いたからだ。 「ハインツ?」 「おい!ハインツ!」 「あっはい。ジークムント様」 「ハインツ。ジークと呼べ」 「あっはい。もうしわけありません。ジーク様」 ハインツは、普段の癖が抜けきらない。 サンドラのように、”さん”とは呼べないのだ。王宮に行っていた癖が抜けきらないのは無理からぬことだ。 「”様”も必要ないが、無理だろうな。ハインツ。お前は知っていたのか?」 ジークムントが言っているのは、別荘に入ってきて、最初に説明を…
続きを読む2020/06/19
【第八章 セキュリティ・キャンプ】第三話 確認
「篠崎くん。それで、受けてくれますか?」 「はい。受けます。それで、実習室の使用許可をください。あと、レギュレーションにあるように、OSが入っていない同型のパソコンが10台ほど欲しいのですが、ありますか?」 「完全に同じでは無いですし、スペックが低いのですがいいですか?」 「チップセットとGPUが同じなら多少の違いは大丈夫」 戸松先生が空いているパソコンを考え始める。 流石に、10台は難しいか?オヤジに相談して、古いスペックの珠(サーバ)が転がっていないか聞いてみよう 「そうだ。戸松先生。篠崎くん。有志の選…
続きを読む2020/06/18
【第八章 セキュリティ・キャンプ】第二話 レギュレーション
作業場所に帰る前に、近所のラーメン屋で夕飯を食べようと思った。 「お!今日は、一人か?」 「えぇユウキは、バイト先で食べてくるらしいので」 「そうか、それでどうする?」 「チャーハンセットを塩で」 塩ラーメンとチャーハンのセットを頼む。 ユウキが居ると、これに餃子か唐揚げが追加される。デザートの杏仁豆腐までしっかりと食べる。あの身体のどこに入っているのか不思議に思えてしまう。そして、育たなかった身体の一部を思い出す。 「はいよ」 他にも客は居るが、顔なじみばかりだ。 名前も職業も知らない人たちだが、街ですれ…
続きを読む2020/06/18
【第九章 神殿の価値】第八話 サンドラの憂鬱
サンドラは、ローンロットの道のりで2回の休憩を挟んだ。 アーティファクトの魔力切れを理由にしたが、実際には、ジークとアデーからの質問攻めに精神が疲れてしまったからだ。 質問される内容の殆どが、サンドラでは答えられない内容だった。ヤスに聞いて欲しいと思ったが、ヤスを質問攻めにすると、嫌になって貴族と合わないと言われてしまう。実際にヤスは気に入った人にしか合わない傾向が強い。それでは、困る場面が出てくるかもしれない。 サンドラは、ハインツに助けを求めたが、ハインツはアーティファクトの速度に驚いて使い物にならなか…
続きを読む2020/06/17
【第八章 セキュリティ・キャンプ】第一話 学校からの依頼
ユウキと住み始めて2ヶ月が経過した。 委託された業務は、サーバの監視業務だ。だが、面倒なことに監視内容が多岐に渡っている。死活確認だけではなく、レスポンス確認や月に一度の脆弱性の確認まで含まれる。報告書にまとめて、月一回の作業報告として提出する。正直、月10万では割に合わない。回線代と電気代と複合(コピー)機のレンタル代と各種アカウント代がなければ、赤字案件確定だ。作業量から考えると、多分2-30万が妥当だろう。 そう言えばユウキは、オヤジの事を、克己パパと呼んで、オフクロの事を、沙菜ママと呼ぶようになった…
続きを読む2020/06/17
【第九章 神殿の価値】第七話 サンドラの仕事
サンドラの朝は早い。 日の出前には起きるようにしている。神殿に住むようになってから、朝に強くなった。 ギルドのサポートがメインだったはずが、いつの間にか、貴族対応の窓口になっていた。 「お兄様!問題点を伝えているのです。しっかりと、聞いてください」 『聞いているよ。それで、サンドラ。僕はどうしたらいいの?今日、届けられた、価格表で交渉すればいいのかい?』 「本当に、第一王子と第二王女が神殿に別荘をお作りになるのですか?」 『流石に、国王は遠慮してもらったが、第一王子は是非とおっしゃっているし、第二王女は自分…
続きを読む2020/06/17
【中級】青い鳥を探して
私が居る職場(部署)は、リーマンショックの影響は少なく、軽症で終わった。堅実にやってきたおかげだと考えていました。単純に特殊な技術を使っている部署の為にオンリーワンだったためだ。 他の部署からの流入は、使っている技術が特殊な関係で、すぐに人員の補充は行えない。 しかし、万年人手不足だったのだ。 そんな世間では、リーマンショックでの傷跡が痛々しかった頃に、私の部署に人員を出している外注会社があったのですが、その外注会社で人員整理が始まったのです。理由は、よくある話で、業績不振です。私の部署に来てくれている人た…
続きを読む2020/06/16
【第九章 神殿の価値】第六話 イチカ
イチカは、カイルと話をして、妹や弟をカイルが面倒をみてくれると聞いて安心していた。 ドーリスやサンドラや時にはヤスやリーゼが妹や弟の世話をしてくれるが、もうしわけなく感じていた。本当なら、今回の依頼も断ろうと思っていたのだが、先方から”イチカ”を名指しで依頼してきたのだ。 一泊になるのも、神殿のギルドで処理した書類をローンロットまで運んで、ローンロットの各ギルドに来ている神殿あての書類をまとめるのに時間が必要になるのだ。ギルドからも、ギルドで宿を用意すると言われているので、受けるしかなかった。 行程にも時間…
続きを読む2020/06/16
【第七章 家庭ネットワーク】第五話 新しい生活
秘密基地で、ハブにケーブルを接続していく、一般回線のルータにも火を入れた。業務回線のルータにはまだ火を入れていない。 固定IPの使い方は、オヤジに相談だな。サーバを置くつもりなのかもしれないからな。 さて、一つだけ刺さっているサーバに火をいれる。 モニターとキーボードとタッチパッドを繋いだ。ひとまず、LANからは分離する。 あぁペンギンが表示される。そういうことだな。 中身は・・・。本当にサービスはOSが起動するだけだな。オヤジから珠(ラックサーバ)を回してもらおう。使わなくなった古い物もあるだろう。 秘密…
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