2022/01/24
【第六章 ギルド】第八話 ステータス
ミアは、自分が従者だと認識はしていても、従者の役割がよくわかっていない。 今も、アウレイアの眷属に跨って・・・。正確には、眷属の白狼に抱きついて眠ってしまっている。俺とミルが、自分に危害を加えないとわかったのだろう。安心して眠ってしまっている。 「リン」 ミルは、ミアの髪の毛を触りながら、僕を見つめて来る。 もう、他の猫人族が離れてしまっているので、神殿にミアだけを向かわせるのは難しい。不可能だと言い切ってもいい。戻すのなら、俺たちも、一度神殿に戻る必要がある。せっかく、マガラ渓谷を抜けたのに、戻っ…
続きを読む2022/01/23
【第二章 リニューアル】第五話 連鎖
女性は、店に入ってきた。静かな、店内に女性の歩く靴音が響く。 「マスター。ウイスキー・フロート」 いつもと雰囲気が違う常連の女性からの注文。 それも、今までに頼んだことがない。ウイスキー・フロートだ。 「バランタインの17年が入ってきています。どうですか?」 「うん!あっ足りる?」 女性は、普段と違うテンションでカウンターに座る。 上機嫌を装っているが、空元気なのは誰の目にも明らかだ。 「大丈夫です」 マスターは普段と同じテンションで、女性に向き合う。 「お願い」 タンブラーにロックアイスを入…
続きを読む2022/01/23
【第二章 ギルドと魔王】第二十話 ハウス
潜り込ませていた諜報部隊や城塞村のギルドから、連合国の情報がレポートとして上がってきた。 四天王たちに、敗れ去った連合国の”討伐軍”は、各国に逃げ帰った。 各国で事情は異なるが、参加した国では粛清の風が吹き荒れたようだ。嵐のようだと表現した諜報部隊も存在していた。 粛清が激しかったのは、序列2位のカルカダン国だ。 序列1位のエルプレ国から戦犯のような扱いをされてしまったからだ。エルプレ国も、デュ・ボアを失った損失は大きく、権力闘争に発展した。民衆からの突き上げも発生してしまった為に、目先をごまかす…
続きを読む2022/01/23
【第二章 スライム街へ】第二十話 序盤
”ライ!状況を常に報告して” 『はい!』 ライにお願いをして、私たちは天子湖のキャンプ場に向かう。 向かっている最中も、外周部から攻めている者たちの状況が報告されてくる。 先行していた、フィズとナップが結界の中に入って、魔物たちへの牽制を始める。少しでも、私たちの負担を減らそうとしてくれているのだろう。 ”フィズ!魔物よりも、人の牽制をお願い。制服を来ている人と、スキルを持つ人には注意して!結界の内側から牽制をお願い” フィズとナップから了承と返事が来る。 ライとのリンクで、制服を来ている者には注…
続きを読む2022/01/22
【第二章 帰還勇者の事情】第二十九話 少女
私は、今”日本”に来ている。 事故で全身に火傷を負った。その時に、片耳と片目を失った。喉も焼かれて、言葉は出せるが、雑音が混じるような汚い声だ。 そして、火傷は、私の心まで焼いた。 パパは、私を治そうと必死に医師を求めた。 しかし、私も見た医師の反応は同じだ。パパの権力を恐れて、”難しい”以外の言葉を聞いた事がなかった。 左手は、癒着して開かない。右手は辛うじて動かすことができるが、火傷の後が疼いて痛い。 右足は膝から先が無い。左足は、腿から先に感触がない。存在してはいるが、触られても解らない…
続きを読む2022/01/22
【第三章 帝国脱出】第十話 おっさん安堵する
おっさんとカリンを載せた馬車は、中央通りを進んでいる。 「イーリス。どこに向かっている?」 馬車は、どんどん、領都でもっとも栄えた場所から離れている。馬車の目的先はイーリスが指示を出していた。おっさんは、イーリスをまっすぐに見つめて、質問を行っている。 「・・・」 イーリスは、感情を読み取られないように、バステトを見るように視線を外した。イーリスは、おっさんの追及を躱せた。と、考えたが、おっさんの追及は止まらない。 イーリスの態度から、追及ではなく、確認になってしまった。 「イーリス。もしかして、自…
続きを読む2022/01/21
【第十章 エルフの里】第二十話 襲撃
ラフネスは、ナビに驚いている。 今までの者たちも、移動速度にも驚くが、一番に衝撃を受けるのは、ナビの地図情報だ。 この世界では、地図は一般的ではない。国家機密と言ってもいいほどだ。しかし、神殿から提供している”アーティファクト(トラック)”には簡易的な物になってしまっているが、ナビが付けている。 知識があれば、取り外しもできるだろうが、簡易キットでもしっかりと固定している。外すと、主要な部品が離れるようにしている。盗難対策だ。アーティファクトないの道具だから、アーティファクトがなければ動かないと思っ…
続きを読む2022/01/19
【第二章 スライム街へ】第十九話 開戦
夕日が眩しい時間だ。 天子湖から、私たちがいる場所は離れている。私は、スライムになってカーディナルに乗っている。 状況分析と最終確認をしている。 結界も上手く作動しているから、天子湖にいる人たちは中には入られていない。 数名の、—多分自衛官だと思うけど・・・。結界を調べている。もしかしたら、鑑定のスキルを持っている人がいるのかもしれない。何度も、鑑定で調べているけど、私に繋がるような情報は結界では表示されない。 もし、私に繋がったとしても、今の私はスライムだ。問題になったとしたら、逃…
続きを読む2022/01/19
【第二章 ギルドと魔王】第十九話 新しい施設
会談が終わって、セバスが帰ってきた。 内容は、聞いていたので把握している。しかし、セバスからの報告を聞くのも、俺の役割だろう。 「マスター」 「いいよ。入ってきて」 「はい」 セバスが入ってくる。 ミアとヒアも付いてくるのかと思ったけど、どうやらセバスだけのようだ。 入口で二人に指示を出して、下がらせた。 「マスター。ギルドとの会談を行いました」 「聞いていたから大丈夫。それで、セバスはどうしたらいいと思う?」 「城塞村に本部を作ったギルドは、現状でよいと思います」 「そうだな。問題は、連合国のギ…
続きを読む2022/01/19
【第五章 共和国】第十三話 休養
ウーレンフートからの補給物資が届くまで、休養にあてる事にした。 「旦那様」 カルラが部屋に入ってきて、頭を下げる。 何か用事ができたのか? 休養にあてるようには伝えてあるはずだ。 「どうした?」 カルラは、書類を手に持っている。 報告書なのだろうか? 昨日の段階で、前回までの報告書と、クリスからの返答を貰った。問題になるような記述は無かった。近況報告のようになっていただけだ。皇太孫だけが、わがままを言っているようだが、そこはクリスに頑張ってもらおう。共和国に、皇太孫が身分を隠してでも来られるわ…
続きを読む2022/01/18
【読了】幼馴染のS級パーティーから追放された聖獣使い。万能支援魔法と仲間を増やして最強へ! 1 (ドラゴンコミックスエイジ)
雑感 俺つえぇではないけど、最強系。 無自覚でいろいろやらかす系。 ざまぁにはなっていますが、ざまぁ要素は少ないです。 書籍紹介 幼馴染に捨てられた聖獣使いが最強聖獣たちと旅に出る逆転ファンタジー! 聖獣使いなのに聖獣が使役できず、幼馴染パーティに捨てられた悲運の男・ロック。しかし、とあることからフェンリルの使役に成功してーー!? お荷物のレッテルを貼られた最強聖獣使いの大逆転ファンタジー、開幕! 関連作品 かなりつ関連作品 黒田高祥関連作品 転関連作品
続きを読む2022/01/18
【読了】魔石グルメ 5 魔物の力を食べたオレは最強! (ドラゴンコミックスエイジ)
雑感 タイトルとは違ってきている印象があるけど、やっと魔王の話が出てきて、流れができてきた。これから、複雑な関係になっていくのでしょう。 楽しみです。 書籍紹介 王太子としての初公務で新たな地、エウロへ! アインを待ち受ける者は…? アイン、名代としてエウロで初の公務へ! しかし、そこで再会したのは、かつてハイムにいた頃比べられてきた弟・グリントだった。クローネを探す自称(?)婚約者も現れて、交渉の席は一転、険悪ムードに――!? 関連作品 結城涼関連作品 菅原健二関連作品 成瀬ちさと関連作品
続きを読む2022/01/18
【読了】乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 07 (ドラゴンコミックスエイジ)
雑感 2022年4月にアニメ開始。 最高に最低な主人公の爆誕ですね。 一区切りって感じですかね。 これから、また大変になるのでしょうね。 書籍紹介 リオンの決断! リビアの為、本当に正しいルートは!!! アンジェ救出。そして、リビア達との仲は!? 強敵、黒騎士も現れ、モンスターも襲来で絶体絶命状態に、リオンは戦いに勝てるのか? 恋も闘いも、さらにアツい! 下剋上異世界ファンタジー第7巻! 関連作品 三嶋与夢関連作品 潮里潤関連作品 孟達関連作品
続きを読む2022/01/18
【読了】不遇職『鍛冶師』だけど最強です ~気づけば何でも作れるようになっていた男ののんびりスローライフ~(5) (KCデラックス)
雑感 話がよくわからないけど、いきなり進んだ印象がある。 綺麗に流れているから細かいところが気にならないけど・・・。ん?あぁ?って箇所がある。 書籍紹介 成人した全員に神様から「神器」と「職業」が与えられる世界。宿屋の少年・レリウスに与えられた職業は、最弱職の『鍛冶師』だった! お先真っ暗かと思いきや、神器のハンマーは壊したものを何でも鑑定・創造できるチート神器で…!? “万物創造”で成り上がる最強スローライフ、ここに開幕!! 累計3200万PV超え! 「小説家になろう」発の高速成り上がりファンタジー!! …
続きを読む2022/01/16
【第六章 ギルド】第七話 ミア
「リン様。一つ、お願いがあります」 突然、猫人族の長が俺に話しかけてきた。 「ん?」 長は、連れてきた少女を呼んでいる。固有名詞が無いのは、不便ではないのだろうか? 少女が、俺の前に出てきて、跪く。 どういう状況なのか解らない。ブロッホを見ても、何か納得した顔をしているだけだ。ミルを見てみても、首を横に振るだけで、俺と同じで困惑している。 「長?」 「リン様。この者を、リン様の従者として連れて行って頂けないでしょうか?」 状況がさっぱり解らない。 「どういうこと?」 ブロッホが耳打ちするように説…
続きを読む2022/01/13
【第二章 帰還勇者の事情】第二十八話 治療?
スパイにギアスをかけてから、2日が経過した。 「なぁユウキ。日本の・・・。いや、この場合は、地球にある”その手”の組織は、情報を軽く扱っているのか?」 「どうだろう?」 情報はユウキの予想を上回る速度で集まっている。 上がってくる情報を、ユウキと一緒に精査しているのは、リチャードとロレッタだ。 精査された情報だけが、ユウキたちに届けられるが、それでも驚くほどの情報が手元に蓄積される。 「なぁ」 「そうだな。ミケールに渡して・・・」 「ユウキ。”丸投げ”だろう?俺たちじゃ対処できない」 「そうだな。丸…
続きを読む2022/01/12
【第三章 帝国脱出】第九話 おっさん入領する
領都の門には、長蛇の列ができている。 距離にして、800mはあるだろう。 距離に対して、待機している人数が少ないのは、馬車や護衛が居るために、隊列が伸びてしまっているだけだ。 「まー様。カリン様。少しだけお待ちください」 カリンは、馬車の扉を開けて、護衛の者を呼び寄せる。伝令を頼むつもりのようだ。 「ちょっと待って。なぁイーリス?」 伝令が走り去ろうとした瞬間に、まーさんが伝令を止めた。 止められた伝令も、馬車に戻ろうとしていたイーリスもなぜ、呼び止められたのかわからない。まーさんの顔を見てしま…
続きを読む2022/01/12
【第十章 エルフの里】第十九話 大興奮
話がまとまったので、リーゼを呼びに行く、隣の部屋なので、結界を解除して、声をかければ、すぐに部屋に入ってきた。 そこまではよかった。 栗鼠(カーバンクル)と、猫(キャスパリーグ)と、鷲(ガルーダ)を見て大興奮。 可愛い以外には言葉が離せなくなってしまったのかと思うくらいに大興奮だ。 「リーゼ?リーゼさん?」 「なに、ヤス。今、忙しいのだけど!」 「眷属に会ったことがあるよね?」 「・・・。うーん。栗鼠(カーバンクル)には会っていない!ヤス!こんなかわいい子を隠していたの?」 「隠していない。会わせた…
続きを読む2022/01/10
【読了】初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる! (5)
書籍紹介 神様のイタズラによって命を落としたお詫びに、三つの便利な初期スキルを授かって異世界に転生した銀髪の少年、ラルク。元両親とのいざこざが無事に解決した彼は、楽園と呼ばれる世界に人と魔物が共生する国を作ろうとしていた。そんなある日、ラルクはとても愛くるしい子狼を拾い、従魔とすることに。一見ただの動物に見えたその狼は……なんと、伝説の神獣の生まれ変わりだった! さらにひょんなことから死んでいるのに陽気すぎるスケルトンも仲間になり――!? 新たな仲間を加え、ラルクの異世界生活はますます賑やかになる! 関連作…
続きを読む2022/01/09
【第五章 共和国】第十二話 増援
朝になって、シャープが朝食の用意を始めている。 落ち着く為に、飲み物だけを頼んだ。朝には、コーヒーを飲んでいたが、紅茶を飲むのが多くなった。 紅茶を飲んでいると、アルバンが部屋に入ってきた。 「兄ちゃん!おはよう!」 アルバンの声が頭に響く。 「もうすぐ、朝食だ。アルも食べるだろう?」 「うん!でも、兄ちゃん!おいらも、エイダたちと戦いたかった」 アルバンの分の紅茶が置かれる。朝食まで、ここで待っていて欲しいという意味なのだろう。 カルラもだけど、アルバンは探索や御者以外の能力が欠如しているのか…
続きを読む2022/01/08
【壊れたパソコン】第四話 鍵
部屋に帰って、変人の荷物を入れた段ボールを開ける。 変人と会話している雰囲気を思い出す。私の部屋に来た事はもちろんない。私の住所をしっていた可能性すらない。 でも、テーブルの向こう側に、変人がいつものように片足だけを椅子に載せて、座っている様子が見える。 そうやって、なんでも解っているような顔で、私を見ている。 そして、実際に私のミスを何度も助けてくれた。その都度、私を慰めてくれる。ミスした箇所ではなく、些細なことを褒めてくれる。ミスはしょうがない。ミスをした時の対応方法を教えてくれる。バグが消え…
続きを読む2022/01/08
【壊れたパソコン】第三話 荷物
結局、変人のデスクで寝てしまった。 始発の1時間前に起きられたのは僥倖だ。作成した部分をコミットして、ポータルに結果と注意事項を書いておく、休むと言っても、咎められないのは解っている。荷物を受け取りに行くだけだ。でも、部長からは休めと言われた。 「笹原さん。貴方が生きていたら、私がこんなに苦労をしなかったのですよ?」 文句を言いたいのは、変人も同じだろう。理不尽に、無慈悲に殺された。通り魔は、翌日に捕まった。ただ、受験に失敗したという理由で勝手に絶望して、自殺が怖いという理由で、”死刑”になるために、…
続きを読む2022/01/08
【壊れたパソコン】第二話 夢
あっこれは、いつもの夢だ。 会社で仕事をしていると、変人が話しかける。 「美穂さん」 ほら、そこで変人は私の作成した所の修正箇所を告げて来る。 変人が居なくなってから繰り返される夢。 夢だと解っていても、変人を目で追ってしまう。 ほら、今回も同じ。 注意される箇所も同じ。 私の返事も同じ。 そして・・・。翌日になって、修正したモジュールを提出しようとするが、変人は会社に来ない。 解っている。 時計を見る。目覚めたい。ここで、目が覚めれば、同じ苦しみを感じることはない。 でも、無常にも…
続きを読む2022/01/08
【壊れたパソコン】第一話 変人
「あき!先に帰るね」 「うん。お疲れ様」 「うん。あきも無理しないでね」 「解っているよ。インターフェース部分のエラーが無くなったら帰るよ。週末は、頼むね」 「わかっているよ。あき。お疲れ様」 泉が、私が座っている場所以外の電気を消す。 タイムカードを押す音が響いて、扉が開く音がする。 エレベータが到着する音が響いた。 これで、このフロアに居るのは、私だけだ。 明日から、来週の月曜日まで、会社を休む申請を行っている。 ふぅ・・・。 煮詰まってしまったコーヒーを流し込む。舌と喉が刺激されて、眠か…
続きを読む2022/01/07
【第六章 ギルド】第六話 猫人族
力の波動?を抑える話になっていたが、元々は、ブロッホに洞窟の奥に潜んでいる獣人との接触を頼むためだ。 「ブロッホ」 「はい」 「洞窟の中に居る獣人は、無事なのか?」 「無事か・・・。解りませんが、こちらを警戒しています」 「わかった。俺とミルは少しだけ離れた方がいいか?アイルが居れば、大丈夫だろう?」 「はい。旦那様たちは、入口から離れた場所でお待ちください」 「ミル。少しだけ離れるよ」 「うん」 ミルが、俺の腕を取る。 洞窟から直接見えない位置まで下がる。丁度いい場所に、露出している岩があったので、…
続きを読む2022/01/06
【読了】ミリモス・サーガ ―末弟王子の転生戦記3 (マンガBANGコミックス)
雑感 姫様登場のところまでですか、次巻が楽しみです。 戦争の描写はすこし物足りなかったけど、外交官との会談は面白かった。 原作を買おうかな・・・。 書籍紹介 山岳の砦で繰り広げられるノネッテ防衛戦。ノネッテ軍とメンダシウム軍の全面対決は最終局面を迎え、ミリモスが起死回生の一手を打つ。 戦争の行方はーー。 そして、ミリモスに降りかかるさらなる苦難とは…。 関連作品 中文字関連作品 奥英樹関連作品 岩崎美奈子関連作品
続きを読む2022/01/06
【読了】虐げられし令嬢は、世界樹の主になりました 2 (B's-LOG COMICS)
雑感 モモ登場。 世界樹の主が勉強で何を覚えるのだろうか? 偽善者?自分に都合がよくなければ、善じゃないという考えなのかな? 書籍紹介 不遇な少女×クール系世界樹男子が送る奇跡のシンデレラストーリー 「フィオーラは僕の主だよ」 「アルム気付いて、私はここですーー」 王都の千年樹教団本部へ向かうフィオーラとアルムたち。 精霊たちが守り住む地域も決まり一安心。 フィオーラとアルムの距離も少しずつ近づきはじめていた。 そんな順風満帆な旅路のはずだったが、 王都到着後、フィオーラが何者かに攫われてしまいーー!? 関…
続きを読む2022/01/06
【読了】龍皇の影姫 1 (花とゆめコミックス)
雑感 偽りの妃? 約束でつながった、縁が結ばれた妃。 って感じに思えた。 書籍紹介 大陸の五分の一の領土を誇る、天阿国。 その都から遠く離れた故郷を国の守り神である水龍に沈められ一人生き残った琥珀は、女官として皇宮に出仕する。 すべては、水龍が唯一従う次期皇帝・水晶に復讐するため。 「あの夜から お前を殺すためだけに生きてきた」 しかし、水晶に詰め寄ると予想外に「偽りの妃にならないか」と持ちかけられ…!? 天阿国龍皇異妃伝、ここに開幕!! 2022年1月刊 関連作品 大宙晃関連作品
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