篠月しのぶの記事一覧
2024/08/11
【積読】幼女戦記 14 Dum spiro spero ―下―
書籍紹介 我ら帝国軍航空魔導師。我に抗いうる敵はなし 東部戦線は、地獄である。迫りくる敵軍。破滅していく友軍。 まともに食えず飲めず眠れず。 それでも戦争は終わらない。 終わりの先延ばしに過ぎない勝利を求め、ターニャは魔導部隊を率いて戦場を疾駆し、吼える。 我ら帝国軍航空魔導師、と。我に抗いうる敵はなし、と。 そして、ゼートゥーアはついに成し遂げる。 世界の敵の面目躍如たるかな、と。 これは黄昏時に輝く魔導師と、世界の敵たるべく暗躍する老人の物語。 関連作品(タイトル) 関連作品(副題) カルロ・ゼン関連作…
続きを読む2024/08/11
【積読】幼女戦記 13 Dum spiro spero ―上―
書籍紹介 幼女、独断専行を決意す。 連邦の戦略攻勢『黎明』。 この発動に向けて、連邦は着々と準備を積み上げていく。 迎え撃つ帝国は未だそれに気がついていない。 帝国軍に残された時間は、あまりにも乏しい。 この窮地に帝国軍では、ただ一人。ターニャだけが気が付く。 故に、世界は目にするのだ。 黎明があれば、払暁あり、と。 ゼートゥーアというシステムが、世界を騙す端緒がついに始まる。 その引き金を引いたのは、幼女の皮をかぶった怪物である。 関連作品(タイトル) 関連作品(副題) カルロ・ゼン 関連作品(原作者/著…
続きを読む2024/08/11
【積読】幼女戦記 12 Mundus vult decipi ergo decipiatur
書籍紹介 幼女、「最良の敗北」を求める。 戦場で勝利し、戦場で勝利し続け、しかし帝国は破滅へ一直線。 爛れ切った愛国心と、残酷な現実の抱擁を経て ゼートゥーアは「世界の敵」たるべく舞台を作り上げていく。 死に逃げることも出来ない参謀本部の責任者として ゼートゥーアが求めるのは『最良の敗北』なのだ。 言葉よりも、理性よりも、ただ、衝撃を世界に。 世界よ、刮目せよ、恐怖せよ、そして神話に安住せよ。 我こそは、諸悪の根源なり。 なお。付き合わされる幼女曰く、大変辛い。 関連作品(タイトル) 関連作品(副題) カル…
続きを読む2024/06/08
【積読】幼女戦記 11 Alea iacta est
書籍紹介 幼女、暗躍す。 戦争を続ける愚かさは、誰の目にも明らかである。 講和派としてレルゲンがイルドアに飛び懸命の外交折衝を行うも 失敗した場合の予備計画を巡りルーデルドルフ大将が暗躍。 これ異を唱えた盟友・ゼートゥーア大将は必要の女神に奉仕する。 『障害物は排除されねばならない』と。 義務。 必要。 友情。 何が正しかったのかすら、見えなくなる総力戦。 昨日迄の正義は、今日の不正義。 それでもすべては祖国の未来のために。 関連作品(タイトル) 関連作品(副題) 篠月しのぶ関連作品(原作者/著者/イラスト…
続きを読む2024/06/08
【積読】幼女戦記 10 Viribus Unitis
書籍紹介 幼女、転職決意!! 帝国という国家の砂はいずれ尽きる。 遺された時間は、あまりにも少ない。 砂時計の砂が尽きるまでに、人はそれぞれの決断を迫られる。 ある者は、そんなはずがないと運命に目を瞑る。 ある者は、破局を拒絶する道を選ぶ。運命だとしても、大人しく滅ぶ道理があろうか。 活路を求めて彼らはあがく。 そして、ターニャもまた『愛国者』という仮面の裏で誓う。 己は、絶対に沈む船から逃げ出す、と。 「……転職だ。転職活動しないと」 しかして、社会的動物に逃げ道は乏しい。 帝国軍とは必要の奴隷なのだ。 …
続きを読む2024/06/08
【積読】幼女戦記 9 Omnes una manet nox
書籍紹介 幼女(バケモノ)さえ抜け出せぬ混沌。 療養・再装備のため、帝都へ帰還したレルゲン戦闘団。 そこで目にしたのは、死という非日常に慣れてしまった祖国の日常だった。 激烈に損耗し、閉塞感に囚われた帝国の世論は あまりにも『勝利』を渇望してやまない。 そして新たにターニャに与えられた「無理」な仕事は、 潜水艦による敵戦隊の捜索撃滅。 秘密兵器はMAD手製の大型魚雷。 死力を燃やし尽くしてなお、その先にも暗闇が横たわる。 己に平穏を――。 ターニャのささやかな願望さえも、あまりに遠い。 出口のない戦争は激化…
続きを読む2024/06/08
【積読】幼女戦記 8 In omnia paratus
書籍紹介 老人の覚悟、幼女の保身 連邦資源地帯への大規模攻勢作戦『アンドロメダ』。 無謀を説いていたゼートゥーア中将は 参謀本部から東部への『栄転』に至る。 先細った連絡線、破たん寸前の兵站網、極めて長大な側面の曝露。 要するに、誰もがオムツの用意を忘れているのだ。 かくして、ゼートゥーア中将はレルゲン戦闘団へ特命を下す。 指揮官たるターニャに命じられるのは退却の許されない籠城戦。 勝たねばならない。 人材、食糧、砲弾、すべてが不足すれども 勝利依存症の帝国は戦争を止められない。 苦しかろうとも、続けるしか…
続きを読む2024/06/08
【積読】幼女戦記 7 Ut sementem feceris, ita metes
書籍紹介 2017年1月からTVアニメ放送開始!! 東部戦線の不毛な泥濘の上とて砲火は途絶えぬ。 第二〇三魔導大隊を中核とするサラマンダー戦闘団もまた、 その狂騒に投げ込まれた歯車の一つ。 よかれ、悪しかれ、蒔いた種は刈り取らねばならない。 戦争当事者ならば、誰が祈らずにはおれようか。 せめて、豊かな勝利の恵みがあれかし、と。 故に誰もが努力し、工夫も惜しまない。 だから、誰もが、蒔いた種の刈り入れを願う。 どこに蒔いたのかも自覚せず、ただ『勝利』を、と。 関連作品(タイトル) 関連作品(副題) 篠月しのぶ…
続きを読む2024/06/08
【積読】幼女戦記 5 Abyssus abyssum invocat
書籍紹介 金髪、碧眼の愛くるしい外見ながら 『悪魔』と忌避される 帝国軍のターニャ・フォン・デグレチャフ魔導中佐。 冬までのタイムリミットを約二ヶ月と見積もった 帝国軍参謀本部は積極的な攻勢か、越冬を見通した戦線再構築かで割れていた。 激論の末に導き出された結論は、攻勢に必要な物資集積の合間での『実態調査』。 実行部隊として、ターニャ率いるサラマンダー戦闘団は白羽の矢を立てられる。 進むべきか、踏みとどまるべきか? 逡巡する暇はない。 地獄が地獄を呼び、止めどなく激化してゆく戦争。 誰もが、守るべきものを心…
続きを読む2024/06/08
【積読】幼女戦記 4 Dabit deus his quoque finem.
書籍紹介 世界を敵にまわして、幼女は戦う 愛くるしい幼女の外見をしながらも 『悪魔』と忌避されるは、 帝国軍の誇る魔導大隊指揮官、ターニャ・フォン・デグレチャフ魔導少佐。 砂塗れの南方戦線から帰還するや否や、 待構えていた参謀本部より彼女に発令されたのは、胡散臭い『演習命令』。 それは、連邦領への極秘裏に遂行される越境作戦。 そこで目の当たりにしたのは……誰もが、ありえないと信じて疑わなかった連邦の参戦。 その幻想は、放たれる列車砲の一弾と共にかき消される。 帝国は、戦うしかない。世界の全てを敵に回しても。…
続きを読む2024/06/08
【積読】幼女戦記 3 The Finest Hour
書籍紹介 戦場の霧を見通すは、幼女(バケモノ)ただ一人。 金髪、碧眼の幼い少女という外見とは裏腹に、 『死神』『悪魔』と忌避される、 帝国軍の誇る魔導大隊指揮官、ターニャ・デグレチャフ魔導少佐。 戦場の霧が漂い、摩擦に悩まされる帝国軍にあって 自己保身の意思とは裏腹に 陸、海、空でターニャの部隊は快進撃を続ける。 時を同じくして帝国軍は諸列強の手を跳ね除け、 ついに望んだ勝利の栄冠を戴く。 勝利の美酒で栄光と誉れに酔いしれる帝国軍将兵らの中にあって、 ターニャだけはしかし、恐怖に立ち止まる。 これは決定的勝…
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