伊豆の記事一覧

2020/06/11

【幕間章 伊豆旅行】第四話 伊豆旅行(その2)

ん?ここは? いい匂いだ?甘い。俺が好きな匂いだ。 え? ユウキ?裸?何が? 思い出した! 伊豆旅行で泊まったペンションだ。 そもそも、ユウキは着替えてガウンを着たのだろう? 俺の腕に抱きついている。やばい。いろいろ駄目だ。腕に、ユウキの胸が当たる。普段はこんなにも意識しないのに・・・。匂いか?柔らかさか? 思い出せ。 大丈夫だ。 何もしていない。何もしていないが、何が大丈夫なのかわからない。でも、大丈夫だ。 ユウキの身体を拭く時に触ったけど不可抗力だ。 ユウキをベッドに運ぶときに触ったが不可抗力だ。 ユウ…

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2020/06/10

【幕間章 伊豆旅行】第三話 伊豆旅行(二人の夜)

 今日は、ペンションに泊まると教えられていた。土肥のホテルではある意味しょうがなかったのだろう。シングルの部屋がなかったのだ。ペンションなら、部屋数もあるし大丈夫だろう。  14時を回った位に、白浜海岸に到着した。  ユウキは白浜を喜んでいる。美優さんも控えめながら梓さんと一緒に波打ち際での散歩を楽しんでいるようだ。  近くのショッピングモールで早めの夕飯を食べたのが16時前だ。そのまま、買い物をした。  なぜか、梓さんと美優さんから水着を買うように言われた。夏になれば必要になるし、奢りだと言うので不思議に…

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2020/06/09

【幕間章 伊豆旅行】第二話 伊豆旅行(その1)

「タクミ君。準備はいいのかい?」 「梓さん。車を変えたのですか?」  先輩たちが乗り付けた車は、前に乗ってきた車と違っていた。BMW MINI だ。 「これは、美優の車だ」 「へぇ可愛いですね」 「ありがとう。それで、タクミ君。ユウキは?」 「準備は終わっているので、すぐに来ると思います。荷物はトランクに入れればいいですか?」 「あぁちょっとまってくれ、開ける」  トランクが開けられる。それほど広くは無いが、並べれば綺麗に入るだろう。  丁度。ユウキが玄関から荷物を持って出てきた。 「先輩!あっタクミ。荷物…

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